RFQ(見積依頼書)とは?
簡単な定義: RFQ(見積依頼書)とは、特定の製品の価格見積もりを依頼するために製造業者に送付する正式な書類です。質の高いRFQを作成すれば、複数の工場から正確で比較可能な見積もりを取得できます。
RFQに記載すべき項目
- 製品説明: 必要とする製品の明確で詳細な説明。
- 技術仕様: 寸法、素材、重量、色、公差。
- 数量: 正確な数量、または数量帯(100/500/1000個など)。
- 目標価格: 任意ですが、非現実的なサプライヤーを除外するのに役立ちます。
- 梱包要件: 個包装、小売用箱、外箱の仕様。
- 必要な認証: CE、FCC、UL、FDAなど。
- 配送条件: FOB、CIF、DDPなど、希望するインコタームズを明記してください。
- タイムライン: サンプルの必要時期、生産出荷の予定時期。
- 参考画像/図面: 必要な製品の写真、CADファイル、スケッチなど。
RFQ作成のベストプラクティス
- 5~10社の工場に送信する: 比較するのに十分な数であり、かつ回答の管理が難しくならない数です。
- 全サプライヤーに同じRFQを使用する: 仕様を統一することで、同等条件での比較が可能になります。
- 単価の内訳を要求する: 素材費、人件費、梱包費、金型費など、何に費用がかかっているのかを把握しましょう。
- サンプル価格は別途依頼する: サンプルの費用と納期は、大量生産時の価格とは異なります。
- 回答期限を設定する: 工場に3~5営業日の回答期間を設けましょう。
RFQでよくある失敗
- 内容が曖昧すぎる: 「扇風機が欲しい」だけでは大きく異なる見積もりが届きます。種類、サイズ、機能を具体的に記載してください。
- 数量が記載されていない: 生産量が不明な場合、工場は見積もりを作成できません。単価は数量によって大きく変動します。
- MOQを無視する: 必要な数量が100個なのに工場のMOQが1000個の場合、双方の時間の無駄になります。
- 認証要件を記載しない: 見積もり後にCE/ULの要件を追加すると、費用が20~40%上昇する可能性があります。